山間部や海辺を鉄道模型で楽しむには

山間部ジオラマ

鉄道模型は、レールを敷けばフローリングの上でも楽しむことができますが、それだけでは臨場感がありません。臨場感を高めるためには、レイアウトを作ることが重要になります。
レイアウトは、都会の景色を作ってもよいですが、山間部や海辺を作るのも魅力的です。最近は、山の素材や海辺の素材などもそろっているため、初めての人でも気軽に作成することができます。

山間部の作り方ですが、まず発泡スチロールを用意しましょう。発泡スチロールは厚さが2センチから3センチ、縦が1メートル、横が60センチメートルぐらいのものを用意しておくとよいです。これらを山の形に積み重ねます。積み重ねた後はカッターで角をとり、山の形にしていきます。山の形は決まっていませんので、自由に作成をしてみましょう。初めて作成する場合は、高さ30センチぐらいの山を作成しその中にトンネルを作ると良いです。トンネルの入り口は、トンネルポータルと呼ばれるものが販売されていますので、それを使ってリアルに表現をすることが可能です。

発泡スチロールの部分は白い状態になっているはずですので、その部分を緑色に塗ります。そのあと、ボンドを水で薄めて山全体に塗り、その上から土色や緑色のパウダーを好みに応じてかけると、かなり本物の山のようになります。そこに、樹木などを植えると山の完成です。ある程度慣れてきたならば、岩場などを表現してみるのも良いかもしれません。

これに対して、海辺の場合には砂浜と水の表現が重要になります。砂浜は、砂の素材が売っていますので簡単に作ることができるでしょう。
一方で水の表現ができる商品も販売されていますが、波をどのように表現するかが重要になります。波は、白い絵の具で表現するのも一つの方法になりますが、波の表現が可能な素材も売られています。